求人レポート

営業職の求人倍率2.89倍。「採れない」は構造問題になった

営業職の求人倍率2.89倍、IT業界6.70倍を示すグラフと、採用難の構造問題に悩む女性のアイキャッチ画像

「いい営業がいたら紹介して」

BtoB企業の経営者同士の会話で、この言葉を聞かない日はないのではないでしょうか。

2025年12月時点で、営業職の有効求人倍率は2.89倍(doda 2026年1月発行)。

求職者1人に対して約3社が競合する状態です。

しかもこの数字は上昇を続けており、2025年7月の2.69倍から半年で0.2ポイント上がっています。

業界によってはさらに深刻です。

IT・通信業界では6.70倍(同)。

もはや「採用活動」ではなく「争奪戦」です。

そして、採用に苦戦している企業は全体の80%に達しています(リクルートワークス研究所)。

この数字が示しているのは、「うちの採用力が弱い」のではなく、市場に人がいないという構造問題だということです。

景気が良くなれば人が来る時代は終わりました。

求人広告を出せば応募が来る時代も終わりました。

営業人材の不足は、一企業の努力で覆せる問題ではなくなっています。

だとすれば、考えるべきは「どう採用するか」ではなく、「営業に頼らない仕組みをどう作るか」です。

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