求人レポート

DX推進企業に若手の3割が「志望度が上がる」と回答。AI/DXが採用力になる時代

AI導入が進む企業の先進的なオフィス。青いTシャツを着た若手日本人女性が、AIダッシュボードとノートパソコンの前で笑顔でデータ分析を行い、社内DXの成功事例を体現している。背景には協力して働く他の若手社員の姿

「AIとか使ってないんですか?」

面接で、こう聞かれる時代が来ています。

2026年卒の就活生を対象にした調査で、企業のDX推進が志望度に「影響がある」と回答した学生は29.6%

前年比+3.7ポイントの上昇です(みん就 2025年)。

就活生の約3割が、「DXに取り組んでいるかどうか」で志望度を変えている。

なぜ、若手はDXを重視するのか。

DXを重視する理由の第1位は「将来性があると感じるから」と73.9%が回答しています(2024年時点、中小企業個人情報セキュリティー推進協会)。

つまり若手にとって、AI/DXの活用は「便利かどうか」ではなく、「この会社に将来性があるかどうか」の判断材料になっている。

一方、AI導入の効果は採用だけではありません。

AI導入済みの職場で働く人の94%が「今後もAIを使い続けたい」と回答しています(エン・ジャパン 2025年)。理由は「仕事の効率化」(53%)や「ノンコア業務の削減」(41%)。

AIは、入社後の定着にも効いています。

逆に、ITエンジニアの70%以上が入社前後の環境ギャップを経験し、離職を検討したと回答(アイデミー 2025年)。

「これからDXを進める」と言いながら実態が伴わない企業は、入社後に人が離れていく。

さらに、AI導入は応募数そのものも変えます。AI普及後に「応募件数が増えた」と実感した企業は51%(2024年時点、ヘイズ)。

100人以下の企業のDX取り組み率は44.7%。

1,001人以上の96.6%との差は歴然です(2024年時点、IPA)。

裏を返せば、中小企業がAI/DXに取り組むだけで、同規模の競合と差をつけられるということです。

AI/DXの導入は、業務効率化だけのためにやるのではありません。

  • 守り:少ない人数で業務が回る
  • 攻め:AI/DXを導入している会社に若手が集まる
  • 定着:IT環境が整った職場は辞めにくくなる

AI導入は「余裕がある会社のもの」ではない。

人が来ない会社が、最初にやるべきことになりました。

→ 全体像はこちら [大卒も高卒も採れない。中小企業の「人頼み経営」が終わる日]

→ 関連記事 [AI導入率10%未満。なぜ中小企業のDXは進まないのか]

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