求人レポート

DXしたいのに推進人材がいない。中小企業の「鶏と卵」問題

大量の紙書類と古いオフィスで困惑する女性(左)と、ノートパソコンやタブレットを指差しデジタル化を提案する笑顔の女性(右)の対比画像。左のホワイトボードには「現状」「口頭伝達」「紙ベース」の手書き文字、右のデスクには「ペーパーレス推進」のポスターが飾られ、青いTシャツを着た二人の女性が配置されている。

「人手不足をDXで解消する」。政府も金融機関も、口を揃えてそう言う。

しかし現場はどうか。

DXに着手しようとしている中小企業の51.2%が、最大の課題として「推進人材がいない」ことを挙げている(中小企業白書 2025年)。

人手不足を解消するためにDXしたい。

でもDXを進める人がいない。典型的な鶏と卵だ。

IT投資は大企業の半分。12.5%がいまだ紙・口頭中心

中小企業の設備投資に占めるIT・ソフトウェア投資の比率は7.3%

大企業の12.9%と比べて約半分だ(中小企業白書 2025年)。

さらに深刻なのは、いまだに12.5%の企業が「紙や口頭による業務が中心」の段階にとどまっていること。

DXどころか、デジタル化すら始まっていない。

「現状で十分」という思い込みが最大の壁

投資が進まない理由で最も多いのが、「現状で設備は適正水準」という回答で62.7%(商工中金 2025年3月)。

これは一見、合理的な判断に見える。

しかし裏を返せば、「今の業務をデジタル化すればどれだけ工数が減るか」が見えていないということだ。

知らないから、必要性を感じない。

感じないから、投資しない。

投資しないから、効果も見えない。

現状維持バイアスの典型だ。

「IT人材を採用する」はさらなる鶏と卵

では、IT人材を採用すれば解決するか。

IT・通信業界の求人倍率は6.70倍(doda 2026年1月)。

大企業ですら苦戦する売り手市場で、中小企業がIT人材を正社員で採用するのは極めて難しい。

結局、「IT人材がいないからDXできない → DXできないから効率が上がらない → 効率が上がらないから人が足りない → 人が足りないから採用する → でも採れない」という無限ループに陥る。

このループから抜け出す方法は一つ

「IT人材を雇う」のではなく、「IT人材がいなくてもできること」から始める。

クラウド型の勤怠管理、電子契約、請求書の自動化。

どれもITの専門知識は不要だ。

導入を手伝ってくれる外部パートナーを、副業人材としてスポットで使う方法もある。

大事なのは「DX」という大きな言葉に怯えないこと。

紙を1枚減らすだけでも、それは立派な省力化だ。


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