求人レポート

採用3年で1,650万円。それでも半分が辞める投資の末路

日本の中小企業オフィス。デスクに積み上がった「RECRUITING」書類と請求書の山を前に頭を抱える男性社員(採用コスト負担)と、マルチモニターでクラウドシステム(仕組み)を活用し効率的に働く女性社員の対比。離職率の高い中小企業における採用ROI崩壊とIT化への投資転換を視覚化

「いい人が来てくれれば、状況は変わる」。

その期待に、いくら投資していますか。

採用してから3年間にかかるコストを計算すると、1人あたり約1,650万円

年間550万円の投資です(自社試算)。

給与、社会保険、教育、求人広告費。

見えるコストと見えないコストを合わせると、決して小さな金額ではありません。

問題は、この投資の「回収率」です。

厚生労働省の最新データによると、30人未満の企業における高卒の3年以内離職率は54.6%(厚生労働省 2025年)。

2人採用すれば、1人は辞める。1,650万円が丸ごと掛け捨てになる計算です。

残った1人で回収しようとすると、投資回収に倍の時間がかかります。

その間にまた辞められたら、永久に回収できません。

ここで、別の投資先と比較してみます。

同じ3年間をIT化・業務の仕組み化に投資した場合、約574万円で構築できます(自社試算)。

採用3年:1,650万円。IT化3年:574万円。

コスト差は約3倍。しかも決定的な違いがあります。

IT化で作った仕組みは「辞めない」。

人が入れ替わっても、業務フローやツールはそのまま残ります。

離職率が高い会社ほど、採用よりIT化の投資対効果が圧倒的に高い。

「いい人を採る」よりも、「人がいなくても回る仕組みを先に作る」方が、経営としては合理的です。

→ 全体像はこちら [大卒も高卒も採れない。中小企業の「人頼み経営」が終わる日]

→ 関連記事 [営業を1人雇うと年550万円。その投資、回収できていますか]

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