経営課題のヒント

人手不足を解消した中小企業3社|何をやって、どう変わったか

オフィスで青いTシャツを着た4人のビジネスチームが、ラップトップを囲んでビジネスプランを活発に議論している様子。笑顔で画面を指差す男性、頭をかいて困惑する男性、マグカップを持って笑う女性、真剣な表情でメモを取る女性が写っており、背景には戦略図が描かれたホワイトボードやグラフが表示されたモニターがある

「うちも何かやらなきゃ」と思いつつ、何から手をつければいいかわからない。そんな経営者の方に向けて、実際に人手不足を解消した中小企業3社の事例を紹介します。業種は違っても、考え方は共通しています。

事例1:製造業|デジタル化で「試作レス」を実現

A社(エンジニアリング・設計、従業員50名規模)

項目内容
課題技術者不足、物理的な試作に時間がかかる
施策3Dモデリング・シミュレーションで設計をデジタル化
成果同一人員で処理プロジェクト数が増加

物理的な試作をやめ、コンピュータ上でシミュレーションする体制に切り替えたことで、「モノを動かす時間」がゼロになりました。エンジニアは思考と最適化に集中できるようになり、生産性が飛躍的に向上しています。

事例2:介護業|インカム導入で「歩く時間」を削減

介護事業所(従業員30名規模)

項目内容
課題スタッフ間の連絡に時間がかかる、移動のムダ
施策インカムツールを導入し常時音声接続
成果移動時間を1人1日10分削減(30人で計5時間/日)

「ナースコールが鳴ったが担当者がどこにいるかわからない」。この非効率をインカムで解消しました。声に出すだけで手の空いているスタッフが応答・急行できる体制に。介護ICT補助金を活用し、導入費用の負担も軽減しています。1日5時間の削減は、パート1人分の労働力に相当します。

事例3:バックオフィス|クラウド会計で「1人経理」を脱却

B社(サービス業)

項目内容
課題1台のPCで経理、担当者不在時に業務停止
施策クラウド会計ソフト導入、オンラインバンキング連携
成果手入力がほぼゼロ、複数人での同時作業が可能に

銀行の入出金履歴が自動で取り込まれるようになり、手入力の手間とミスが激減。IT導入補助金を活用して導入コストも抑えました。「特定の誰かがいないと回らない」状態から脱却し、テレワークにも対応できる体制になっています。

3社に共通する「考え方」

正直に言うと、事例を見て「うちには難しい」と感じる方もいるかもしれません。でも3社に共通しているのは、「人を増やす」前に「人がやらなくていい仕事を減らした」という点です。

相談で多いのが「何から始めればいいかわからない」という声です。3社とも、最初から大がかりなことをしたわけではありません。A社はデジタル設計、介護事業所はインカム、B社はクラウド会計。それぞれ「1つの業務」に絞って変えただけです。

まとめ

人手不足を解消した3社の共通点は「小さく始めた」こと。自社で一番時間がかかっている定型業務を1つ見つけて、そこから変えてみてください。ものづくり補助金やIT導入補助金を使えば、導入コストも抑えられます。

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